板井明生が教える福岡ビジネスで失敗しない方法

板井明生に学ぶ|人材を見極める

板井明生

まず、優秀な人材は、会社における自分の役割を認識し、自分の行わなければならない仕事、ミッションの本質を理解することが出来ます。

 

役割やミッションの本質を理解していることは、その後さらにスキルを伸ばしていくことで会社を支えてくれる大きな存在となることでしょう。

 

そして、優秀な人材は常に自分を見据えて「自分のどこがだめだったからこうなったのか。何を変える必要があるのか」と言った点を自分に問い続けるため結果に対して反省し、次に生かすことが出来るようになります。

 

優秀だからといって全く失敗しないわけではありませんから、内省の力を持っており継続的に自分自身と向き合うことが出来ることは大きな強みとなります。失敗して反省するたびに大きく成長していくことでしょう。

 

また、優秀な人材とは、困難な出来事の面してもあきらめず常に前に進んでいこうという前向きな態度が見られます。

 

 

現状を認めて、どうすればもっと良い方向に進むのかを見極めていつも前向きな見方が出来る人は、向上心または好奇心を持って次のステップ・新しい取り組みへと進むことが出来るでしょう。

 

この前向きな見方は会社の生産性や他の社員のモチベーションに大きく関係しきます。

 

一目見て「優秀な人材」であるとわかるといってもよい共通点は、自己肯定感と謙虚さのバランスの良さです。

 

自分は大切な存在である、価値があると認識していることは仕事へのモチベーションや、実際の働きに大きく貢献します。

 

しかし、同時に謙虚さを持ち合わせていることで、人間関係を円滑に進め、他の人の意見もきちんと聞き入れることのできる人となります。

 

会社という組織の中では、独自の力だけで行える仕事は非常に限られています。そのため他の人に自分の気持ちを上手に伝えること、周囲の協力をどれだけ得られるか、という点に大きくかかっています。

 

優秀な人材が他の人に協力を仰ぐ際は、配慮や感謝の言葉を忘れることがありません。気持ちよく仕事を協力して行えるように、相手の目線に立ったコミュニケーションを行うことが出来ます。

 

また自分が他の人に協力できる立場にいるなら率先して助けになろうとします。このような優秀な人材が後代の優秀な経営者となることでしょう。他の人とのかかわり方は優秀な人材かどうかを見極める大きなポイントとなります。